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訪問介護がきついと言われる理由は?大変だと感じたら○○するべき!

「訪問介護って、ぶっちゃけきついの?」

上記のような悩みに答えます。

世間的に訪問介護は、

「身体的にも精神的にも負担の大きくて大変そう…。」

と思う方も少なくないかもしれません。

でも、実際には大きなやりがいもあります!

そこでこの記事では、介護業界を50年牽引してきた弊社、アサヒサンクリーンが訪問介護がきついと言われる理由から仕事内容ややりがいまでスタッフの体験談をメインに幅広く紹介していきます。

訪問介護についてしっかりと学び、仕事に臨みましょう。

訪問介護がきついと言われる理由

訪問介護の仕事は、身体的・精神的負担が大きいことから、きついと言われています。

実際に令和4年度の介護労働実態調査では、人手不足や賃金の低さ、身体的負担の大きさが介護士の悩みの上位となっています。

この章では、訪問介護がきついと言われる主な理由を6つ紹介します。

身体的負担

訪問介護の仕事は、移動の多さやご利用者様の移乗介助など、体力を使うことが多いため、身体的負担が大きいです。

特に、移乗介助や入浴介助、おむつ交換などで体勢に気を付けていないと腰痛になる可能性もあります。

そうならないためには、ボディメカニクスなどの介護技術の習得と休息をしっかりとることが重要です。

このように、訪問介護の身体的負担は避けられないものではありますが、適切な対策を講じることで、健康を守りながら仕事を続けることが可能です。

人間関係

訪問介護では、上司や同僚など事業所の人のみならず、ご利用者様やご家族様と信頼関係を築いていかなければなりません。

中でも、ご利用者様は高齢である場合が多く、年齢が大きく離れていることもあります。

価値観や生活環境、物事の捉え方も全く異なると、信頼関係を築くことも難しく、ストレスになることもあります。

また、認知症のご利用者様の場合、コミュニケーションを取ることが難しいことも。

しかし、信頼関係が築けず、コミュニケーションを怠ると、サービスの質も低下してしまいます。

このように、訪問介護では直接一人のご利用者様と向き合う時間が多いため、人間関係が難しいことがあります。

収入の少なさ

介護労働実態調査でもある通り、介護の仕事では、収入の少なさが悩みになることもあります。

2022年の介護職の平均年収は392万4,000円と全産業平均よりも100万円以上低いことがわかります。

他にも訪問介護では、非正規雇用の働き方が多いことも特徴です。

曜日や時間を指定して働けるのはメリットですが、時間が少ない分、収入も少なくなってしまいます。

訪問介護の仕事で収入アップを目指すのであれば、資格の取得やキャリアアップしやすい職場選びを行うことが重要です。

精神的負担

訪問介護の仕事は基本的に一人で対応するため、重い責任感が伴います。

ご利用者様は健康上の悩みを抱えている場合も多く、ケアにも気を使います。

これらのことから、精神的負担が大きい仕事だといえます。

一人で対応することの責任感が大きく、ストレスになると感じた場合は施設勤務の職場に転職するなど働き方を考えましょう。

人手不足

訪問介護員の約半数が人手不足を感じています。

また、訪問介護員の4分の1以上が65歳で、高齢化が進んでいることも人手不足の原因の一つです。

人手が不足していると、一人当たりの訪問件数が増えたり、休憩や介護記録を書く時間が十分に確保できないこともあります。

このような状況では、サービスの質も低下してしまいます。

過重労働は体力的にも精神的にも負担が大きく、訪問介護の仕事がきついと言われる理由にもなっています。

将来性

訪問介護の仕事は将来性に関して不安があることもあります。

理由として、昇進の機会が少ないことが挙げられます。

例えば、資格取得や専門スキルの習得をしないと、昇進できません。

介護職員初任者研修を取得しないと、身体介護を行うことができませんし、実務者研修以上の資格を取得していないとサービス提供責任者になれません。

技術を身につけ、資格を取得することで昇進のチャンスを得ることができるのです。

他産業と比べ、昇進のハードルが高いことで将来性を不安に感じることもあるのが訪問介護がきついと言われる理由でもあります。

訪問介護の仕事内容

この章では、訪問介護の具体的な仕事内容を紹介します。

身体介護

身体介護は、日常生活での身体的な支援をするサービスです。

具体的には、入浴、食事、着替えの介助などがあります。

行うには介護職員初任者研修などの資格と技術や知識が必要になります。

以下は、身体介護に含まれる内容の一覧です。

  • 移乗介助:ベッドから車いすなどへの移動を支える 食事介助:安全に食事をする環境を整えたり、スプーンなどで食べ物を口に運んだりする
  • 入浴介助:準備から片付けまで入浴のサポートをする 湯船につかることが難しい場合、シャワー浴や全身を蒸しタオルなどで拭く清拭もある
  • 排泄介助:ご利用者様の身体機能により、トイレ利用のサポートやおむつ交換を行う
  • 更衣介助:ボタンの留め外しや腕をとおすなど着替えをサポートする
  • 歩行介助:トイレや浴室などへの移動の際に、腕を貸したり見守ったりする
  • 体位変換:寝たきりのご利用者様の身体の位置や姿勢をかえる
  • 口腔ケア:歯みがきだけでなく、舌みがきなど口腔内を清潔にする
  • 服薬介助:飲み忘れないよう声かけや水の準備、見守りを行う

生活援助

生活援助は、家事など日常生活のサポートを行うサービスです。

掃除や洗濯、買い物などがあり、ご利用者様の身体機能が低下しても、生活の質が低下するのを防ぎます。

生活援助の主なサービス内容は以下の通りです。

  • 料理:ご利用者様の好みや体調に合わせて調理をする
  • 掃除:ご利用者様が使用する部屋やトイレ、風呂などの掃除をする
  • 洗濯:洗濯するだけでなく、干す、取り込む、たたむ、収納するまで行う
  • 衣服の補修:ボタンのほつれや少しの破れなど、衣服の補修を行う
  • 買い物:買い物リストと代金を預かり、近くのスーパーなどで購入する
  • 薬の受け取り:薬局で処方箋に基づいた薬を受け取る

通院等乗降介助

通院等乗降介助は、ヘルパーが運転する車で、病院等への通院をサポートするサービスです。

乗り降りの介助はもちろん、建物への移動や受診手続きのサポートもします。

訪問介護のやりがい3選

この章では、訪問介護の主なやりがいを3つ紹介します。

直接感謝の言葉が聞ける

ご利用者様やご家族様から直接感謝の言葉を聞くことができるのが、訪問介護のやりがいです。

自分の努力が認められることで、大きな達成感を得られます。

また、感謝の言葉を聞くと、仕事の疲れが癒えたり、モチベーションも高まります。

人の役に立てる

介護は社会に貢献する仕事であり、中でも訪問介護はご利用者様一人ひとりと密に関わるため、人の役に立っていると実感できます。

人の役に立つことは、訪問介護の大きなやりがいの一つです。

特に、ご利用者様の健康状態等の改善により、自立した生活を送れるようになった時の達成感は他の仕事では決して得ることができません。

ご利用者様一人ひとりと深く関われる

ご利用者様やご家族様と深くかかわり、信頼関係を作っていけることは訪問介護のやりがいの一つです。

責任感のある方にとっては、信用してケアを任せていただけることが何にも代えがたい喜びになります。

長い時間をかけて得られる信頼関係は、他の仕事にはない訪問介護の魅力です。

訪問介護の仕事に向いてる人

この章では、訪問介護の仕事に特に向いている人の特徴について解説します。

訪問介護は知識やスキルだけでなく、個人の性格も仕事に向いているかどうかがあります。

向いているのは主に以下の3つに当てはまる方です。

1.コミュニケーション能力が高い人

上司との連携や、ご利用者様、ご家族様との信頼関係構築などコミュニケーションが必要な場面の多い仕事です。

コミュニケーション能力が高い人ほど向いています。

2.責任感がある人

不適切なケアでご利用者様の健康状態が悪化する可能性もあります。

責任を持って仕事に取り組める人が向いています。

3.気遣いができる人

ご利用者様の立場に立って考え、気遣いのできる人が向いています。

サービスの質や満足度に影響を与える要素になります。 これらの資質があると、介護の質を高め、ご利用者様にとっての最良のケアにつながります。

きつい、大変と感じた時にできること3選

この章では、訪問介護の仕事がきつい、大変だと感じた時にできることを3つ紹介します。

信頼できる人に相談

訪問介護の仕事がきついと感じたら、まずは信頼できる上司や先輩に相談することをオススメします。

信頼できる人に相談することで、ストレスが軽減されることもありますし、業務量の調整が必要な場合もあるかもしれません。

誰が信頼できるかわからないというときは、話を聞いてもらうだけであれば、家族や友人に相談してみると良いでしょう。

一人で抱え込んでしまうと余計につらくなってしまいます。 相談することで、解決策が見えてくることもあります。

キャリアアップを目指す

介護関連の資格取得や研修参加により、スキルを高めることでキャリアアップを目指すことができます。

昇進し、サービス提供責任者などの職につくことで、仕事の内容も変わります。

また、腰痛など健康面の不安であれば、技術を身につけることで、不安の解消につながることもあります。

給与面や将来性の不安もキャリアアップすると取り除かれます。

資格の取得や研修への参加は、時間と労力が必要ですが、介護の仕事を続けたいと思うのであれば、取り組むことをオススメします。

転職する

職場環境や人間関係が大変だと感じる場合、転職することも考えた方が良いです。

資格やスキルがある場合は特に、職場を変えることで待遇が良くなる可能性も高くなります。

短期離職はイメージが悪くなることもありますが、今の職場に耐えられないと思うのであれば、転職しましょう。

介護の仕事を続けていくためには、自分の心と体の健康が第一です。 無理に我慢することはやめましょう。

まとめ

訪問介護の仕事は確かに大変ですが、この記事を読んでいただければ、その困難を乗り越えるヒントが見つかるはずです。

身体的、精神的な負担、人間関係の問題、収入の不安、そして人手不足といった課題もありますが、訪問介護はやりがいのある仕事です。

この記事が、あなたの訪問介護の仕事に対する理解を深め、より良いキャリアを築く一助となれば幸いです。

本コラムでは、訪問介護のやりがいについて解説しました。

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